TWS(three way satisfaction )

健康な身体を維持すること

「やっぱビールは美味しい!」~体によい理由探しの旅~

こんにちは、当記事にアクセス頂き、ありがとうございます。

hotdayです。

 

ビール好きな方は、やっぱり冷えたビールを ”クッー” と飲みほすときが至福の瞬間だなと思いませんか?

暑くても、寒くてもビールがのどを通っていくときがたまらなく好きな人もいると思います。

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そんな、わたくしもビールは好きです。ただタイトルどおり、ビールが体に与えるよい影響ばかり書いても、マイナスな面も気をつけないと体にとっては悪影響なので、ここでは、あえてマイナス面から見ていき、~体によい理由探しの旅~に出かけましょう。

 

【マイナス面】

 

 



マイナス面の代表は、何といっても痛風という病気の原因物質、プリン体が他のアルコールとくらべると多いということになります。

 

痛風の病気を患っている方は、もう説明する必要はないかもしれませんが、痛風という病気は、皮膚の内側を無数の針で刺されたような痛みがでるそうです。

 

この表現の痛みは、まるで拷問のようです。私は、この病気にかかったことはありませんが、もう50歳を迎える手前なので、同世代・会社の同僚で苦しんでいる方を見ているので、やはり、ビールは好きでも、この病気にはかかりたくないという思いが強いです。

 

詳しくは、日本痛風核酸代謝学会の”高尿酸血症痛風の治療ガイドライン”を参照にしてみて下さい。

https://www.tufu.or.jp/pdf/guideline_digest.pdf

 

それでは、ビールにプリン体はどのくらい含まれているのか?次の数値をご覧ください。

 

ビール(100ml当たり)のプリン体は、ラガービール5~10mg。ビール中ビン1本で25~50mgぐらいになります。

 

プリン体”0”のビールもありますが、プリン体”0”と書かれていない普通のビール・発泡酒は、このくらいのプリン体が含まれています。

 

ウイスキーのような蒸留酒には、ほぼ含まれず、ワインで0.4mg、日本酒が1.2mg

 

ビールとくらべると蒸留酒は、ほんとにかなり低い数値であることがわかりますね。

 

ただ、ビールだけ飲んでいる人というのは少ないでしょう。やはり、何かつみながらとういうのが一般的です。

 

そんな、おつまみにもプリン体の多い食べ物があるので注意が必要です。それでは、特にプリン体の多いものを次にあげますので、おつまみ選びの参考にどうぞ。

 

鶏レバーやあん肝、かつお節などプリン体の多い食べ物は100グラム当たり300mg以上、豚レバーや牛レバー、カツオやイワシが同200~300mg、豚ロースや牛ロースなど肉類が50~100mgなど、いずれもプリン体はビールよりも格段に多いことがわかります。

 

ここまでの情報からだと、痛風が嫌なら、ほろ酔いぐらいでやめておいた方がよくなります。

 

そして、必ず水も一緒に飲み、プリン体を排出することを心がける飲み方が痛風にかからない、また症状を和らげることに繋がります。

 

それでは、ここまでのマイナス面を頭に置きつつ、プラス面を見ていきましょう。

 

【プラス面】


 

 ビールはホップから作られますが、そのホップにキサントフモールという成分が含まれていることが、東京大学大学院農学生命科学研究科の論文「ホップに含まれるフラボノイド「キサントフモール」による抗肥満効果の分子機構を解明」)の論文で発表されました。

https://www.tufu.or.jp/pdf/guideline_digest.pdf

そのキサントフモールというのは、どんな効果があるかというと、抗肥満作用があるそうです。簡単にいうと、ホップにより脂肪酸コレステロールの合成が抑えられ、太りにくくなるということになります。

 

 

ビールは、ビール腹といわれるように、太りやすいイメージがありますが、ビールだけ飲んでいれば太らないのです。ただ、マイナス面でも取り上げたように、ここでもおつまみが太ることに影響しています。やはり炭水化物や揚げ物などを多く食べてしまうと、せっかくのよい効果がなくなってしまうということです。

 

なんでも食べすぎ、飲みすぎは良くないですね。気をつけていきましょう。

 

次に、ビールに含まれる苦味成分のイソα酸が、物忘れを抑制する効果があることが、キリンビールのキリン株式会社R&D本部健康技術研究所の研究成果より発表されています。熟成ホップのエキスを飲んだ成人は思い出す力が上がり、物忘れが明らかに減るのだそうです。

 

 

記憶がなくなるまで飲んでしまっては意味がないですが、やはり適度にほろ酔い程度の量であれば、物忘れを抑制する効果があります。年をとると物忘れがひどくなりますが、適度に飲んでいれば物忘れが抑えられるというのは朗報ですね。

 

最後に、ビールを飲んで放射線を浴びると(ビールに溶け込んでいる麦芽の甘未成分など)、染色体異常の発生率が最大34%も抑えられるという情報です。

 

 

詳細は下記リンクをご覧いただくと詳しいのですが、3割以上も抑えられるという事実は衝撃的です。今後、医薬品への展開があれば、これは本当にすごいことだなと思います。

 

https://www.nirs.qst.go.jp/publication/nirs_news/200510/hik01p.htm

 

 最後に

ビールでなくても、他のアルコールでもなんでも同じですが、食べ過ぎ・飲みすぎは体によくなく、ビールも、ビールのおつまみもプリン体の少ない種類で美味しいと思うものを、適度な量を楽しく食べて飲めれば、体にとっては良いことで、その理由をみつけることができました。

 

 最後まで、読み進めていただき、大変ありがとうございました。また、新たな情報がありましたらアップデートしていきます。楽しみしていてください。それではまたお会いしましょう。